金融会社を延滞中でも障害年金担保融資なら借りれる

障害年金
滞納中

消費者金融や信販・クレジットカード会社等の金融機関に対し、延滞中のブラックであっても、障害年金・老齢年金・老齢基礎年金・遺族年金等の年金受給者なら年金を担保にするだけで、銀行で200万円まで借りることができます

それは、受付窓口は銀行であっても、貸出は「独立行政法人福祉医療機構」がしているからです。

借入れの目的は、借金の一本化でも生活費でも、どんな理由であっても借りれるという年金受給者にとっては救世主です。しかしながら、令和4年3月末で受付けが終了してしまいます。

障害年金が延滞ブラックでも融資が受けられる理由

年金の前借りをしたいという希望者のために、障害年金だけでなく他の年金受給者の生活を守るために国によって指定された金融機関だけで取り扱うのが、ブラックでも借りれる年金担保融資です。

この概念から、消費者金融や銀行カードローンのように個人情報機関への信用情報を照会するということは絶対ありませんし、たとえ信用情報がブラックであっても融資することが原則なのです。

ですから、自己破産を行っていても債務整理をしていても借りれるのが年金担保融資です。

障害年金請求で知っておきたいこと

例えば、障害年金手帳3級を持っているとしますと、現在も心療内科もしくは精神科に継続的に通院されている状況であれば、年金の請求方法があります。現在通院している病院に1年6ヶ月以上通院している場合、主治医に年金の申請依頼をすることが可能です。

年金には「事後重症化」と「訴求請求」の2種類があり、5年遡って請求できるので、もし以前通院していた病院があれば、カルテ開示してもらって下さい。もし年金が通れば、一時金として場合によっては300万円以上が振り込まれ、かつ隔月の受給が可能です。

また、初診時に厚生年金だったか国民年金だったかにもよります。厚生年金でしたら3級から請求できますが、もし国民年金だった場合は2級からでしか請求できないので、ハードルは上がります。

しかし、仮に年金に該当しないと厚生労働省から通知が来ても、不服申し立てはできます。ただ、3級は「日常生活に困難があること」、2級は「就労に困難があること」が前提です。そこで不安かと思いますが、管轄ハローワークの「専門援助部門」に相談してみることも一つの方法です。

障害年金以外でも年金担保融資は受けることができる

障害年金は年金の受取口座がある銀行を独立行政法人福祉医療機構が融資をしています。年金担保での貸付は、融資金の振込先口座は年金の受取口座と別口座にはできません。恩給と共済年金については、日本政策金融公庫で行っています。なお、「現況届」等の提出遅れ等で年金の支払いが差し止められている方は、年金の支給を受けた後でないと利用できません。

年金担保融資の対象年金

  • 障害年金
  • 老齢年金
  • 老齢基礎年金
  • 遺族年金
  • 恩給
  • 共済年金

対象にならない年金証書

  • 厚生年金保険年金証書(厚生年金基金および企業年金連合会から支払われるものは対象になりません。)
  • 船員保険年金証書(平成22年1月以降の事故による船員保険の障害・遺族年金は対象になりません。)
  • 国民年金証書(無拠出制の老齢福祉年金、特別障害給付金および国民年金基金は対象になりません。)
  • 労働者災害補償保険年金証書(石綿健康被害救済法に基づく特別遺族年金は対象となりません。)

障害年金担保融資の申込み先と必要書類

各金融機関の支店店舗に借入申込書が用意してあります。なお、ネット銀行、ゆうちょ銀行、農協及び労働金庫は、取扱窓口とはなっていないので、ネット銀行、ゆうちょ銀行・農協・労働金庫で年金を受け取っている方は、住まいから一番近い銀行又は信用金庫の支店店舗に年金受取口座の変更手続きをすれば、そこで年金受取口座の変更手続きと同時に申込みを受付けしてもらえます。

借入申込み窓口は、年金を受け取られている銀行、信用金庫等の店舗(店舗入口に「独立行政法人福祉医療機構代理店」と表示。)

申込必要書類

申込みに必要な書類は、

  1. 借入申込書(取扱金融機関の店舗に設置)
  2. 年金証書
  3. 現在の年金支給額を証明する書類
  4. 資金使途の確認資料(見積書、請求書等)

見積書に記載された業者等連絡が入ったり、融資金を直接支払われることはありません。

○厚生年金保険または国民年金の年金を担保に申込みの場合

  1. 実印・印鑑証明書(発行後3カ月以内のもの)
  2. 顔写真付き本人確認資料
  • 年金振込通知書
  • 年金額改定通知書
  • 年金決定通知書
  • 年金送金通知書
  • 年金決定通知書・支給額変更通知書
  • 国民年金(基礎年金)の支払いに関する通知書
  • 年金支払通知書

○労働者災害補償保険の年金を担保に申込みの場合

  • 年金等振込通知書年金等送金通知書
  • 支給決定通知書
  • 変更決定通知書
  • スライド等による変更決定通知書

必要な本人確認書類

  • 運転免許証
  • 運転経歴証明書(平成24年4月1日以降発行のもの)
  • 小型船舶操縦免許証
  • 日本国旅券(パスポート)
  • 外国人登録証明書(在留の資格が特別永住者のものに限る)
  • 在留カード
  • 特別永住者証明書
  • 身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳
  • 個人番号カード
  • 住民基本台帳カード
  • マイナンバーカード

障害年金担保融資の融資金額

障害年金年金担保融資で受けることができる金額の、おおよその計算は、融資金額=年金の年間支給額÷6÷3×15です。

上限は200万円で、200万円借りるには、返済可能上限額の15倍が上限となっているため、年間支給額が252万円以上でなければいけません。融資額は10万円~200万円の範囲内で1万円単位で借りることができます。 (資金使途が「生活必需物品の購入」の場合は、80万円が限度額となります。)

保証人

原則連帯保証人(審査基準あり)必要ですが、ほとんどの方は信用保証制度(保証料が必要)を利用します。ですから、親兄弟や友人知人に保証人をお願いすることは必要ありません。

資金使途

借金の一本化・生活用品の購入・医療費の支払い・税金等公共料金の支払い・介護費の支払い・教育費の支払い・住宅修繕費の支払い・事業資金への充当・冠婚葬祭など資金使徒は自由です。

申込みの際には資金使途の確認資料として、見積書等が必要(10万円以内は見積書不要)

障害年金担保融資の貸付日から返済・追加融資について

障害年金での担保融資は毎月2回の申込み受付締切日があり、毎月2回融資実行日があります。申込み受付締切日の約4週間後くらいに年金受取口座に入金され、その日が貸付日となります。

独立行政法人福祉医療機構・ご融資のスケジュール(PDF)で確認できます。

返済日

年金担保融資の返済期間中は、年金支給機関から支給される年金(さかのぼって支給される年金を含む。)の全額を独立行政法人福祉医療機構が直接受け取り、契約時に借入申込者(年金受給者)に指定された金額(定額返済額)を返済に充当します。

返済に充当されなかった残りの金額は、年金受給者へ年金受取日に口座振込みされます。
ただし、奇数月に年金が支給された場合には、原則として返済充当を行わず、支給された年金の全額を受給者へ振込みされます。

融資実行月の翌々月以降の偶数月(年金受取月)から初回返済
(例)8月が融資実行月だとすれば10月支給の年金から返済が始まり、奇数月の9月に融資が実行された場合は12月からの返済

追加融資

枠内の追加融資というのもではなく、借入金完済後の再申込みとなりますが、残高が少ない場合には、親戚に借りて一括返済し、同時に申し込めば、申込み受付締切日の約4週間後くらいに再度満額年金受取口座に入金されます。

※融資残高が少なくなれば、途中で一括返済し、再度借りる方も多いです。

令和4年3月末で終了の年金担保融資Q&A

年金担保融資について、よくある質問と回答形式で分かりやすく説明します。

金融ブラックですが、年金を担保に融資を受けることができますか?

障害年金・老齢年金・老齢基礎年金・遺族年金であれば金融ブラックになってしまっていても融資が可能です。※注意、恩給と共済年金については、日本政策金融公庫で行っています。
なお、「現況届」等の提出遅れ等で年金の支払いが差し止められている方は、年金の支給を受けた後でないと利用できません。

障害年金を年額120万円もらっていますが、いくらまで借りれますか?

年金受取額の120万円に対して8割の96万円までが融資可能だったのですが、計算式が変更になり、現在では90万円が融資上限額となります。金融機関に対して支払いを遅れているブラックと言われる人でも絶対に借りれます。

年金担保で借りたい場合、どこに申込みしたら良いですか?

貸付は独立行政法人福祉医療機構がしますが、借入申込みは、年金を受け取られている銀行、信用金庫等の店舗窓口で申し込みできます。

年金担保で借りた場合、返済が終わるまで年金を受け取れないのですか?

年金の1回の受取額の3分の1が返済に充当され、3分の2が手元に残るようになっています。

令和4年3月末の新規貸付終了以降、何か代替措置は用意されているのですか?

家計に関する支援が必要な方はお住まいの地域の自立相談支援機関にご相談ください。また、一定の審査要件を満たす方は社会福祉協議会が実施する「生活福祉資金貸付制度」を利用することができます。

まとめ

こうして、年金受給者なら、1回で受け取る年金受給額の約5倍までという制限はありますが、たとえ延滞ブラックでも、銀行を窓口とした「独立行政法人福祉医療機構」から、ほぼ無審査で200万円まで借りることができます。

令和4年3月末で受付けが終了されますので、急がなくてはなりません。

しかし、簡単に借りれる反面、借入期間中は年金の受取額が少なくなるので、生活費不足等の注意が必要です。

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